債務整理コラム

こんな弁護士には要注意!悪徳法律家の見分け方と既に仕事を頼んだときの対処法

手のひら注意

ヤブ医者という言葉があるように、どんな難関試験を突破した職業にも、残念ながら専門家としての質が低い方がいます。

弁護士もその例にもれず、それが単純な能力不足ならまだしも、故意に依頼者のために働くことをせず自己の利益をかすめ取ろうとする悪徳弁護士(司法書士)はいまだに存在するようです。

弁護士・司法書士は絶対的な存在ではない

特に過払い金請求をはじめとする債務整理の案件は、一時ブームともいえる過熱ぶりを見せました。

その結果、依頼者の利益を無視して低い金額で和解をしたり、報酬をぼったくったり、相談者が法律の素人なのをいいことに、要は一部の悪徳弁護士のやりたい放題でした。

弁護士会や司法書士会には債務整理の案件に関する苦情や相談が多く寄せられ、これを受けて日弁連も2011年に「債務整理事件処理の規律を定める規程」を定めています。

依頼する側として、こういった悪質な弁護士・司法書士に騙されないためにどうすればよいのでしょうか。

また、すでにこのような専門家に依頼してしまったかもしれない、そんな方はどうするべきでしょうか。

失敗しないための法律事務所の選び方と、関わってしまったときの対処法についてみていきます。

その弁護士は大丈夫?依頼する前にチェックしたい3つのポイント

依頼人と会わない弁護士

弁護士は原則、依頼者と会って債務整理の依頼を受けなければなりません。最近は遠隔地ですとスカイプ通話をするような所もありますね。

これは日弁連の定めた規程にも定められています。

第三条 弁護士は、債務整理事件を受任するに当たっては、あらかじめ、当該事件を受任する予定の弁護士(複数の弁護士が受任する予定である場合にあっては少なくともそのうちのいずれか一人を、弁護士法人が受任する予定である場合にあっては当該弁護士法人の社員又は使用人である弁護士のうち少なくともいずれか一人をいう。)が、当該債務者と自ら面談をして、次に掲げる事項を聴取しなければならない。ただし、面談することに困難な特段の事情があるときは、当該事情がやんだ後速やかに、自ら面談をして、次に掲げる事項を聴取することで足りる。(以下略)

参照元URL:https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/pdf/kaiki/kaiki_no_93_160606.pdf

このように、弁護士は事情があっても一度は依頼人と顔を合わせることになっています。

過去に大手の事務所では人手が足らず事務員がメインでやり取りすることもあったようで、注意が必要です。

依頼者に隠し事をする

依頼した債務整理の状況を確認しようとしてもなかなか連絡が取れなかったり、情報を詳しく教えてくれない。そんな弁護士や司法書士は危ないです。

弁護士・司法書士はあくまで本人の代理人として仕事をしているのであり、その本人に状況説明をしっかり行わないのはおかしな話です。

依頼人の承諾なく、勝手に話を進める

依頼者が法律の素人であったり、借金に詳しくないのを良いことに、自分の都合で債務整理を進めようとする専門家がいます。

  • 相談者には取引履歴を取り寄せて引き直し計算した後の正確な債務額を教えず、もっと過払い金が取れるのに業者の言うままに和解をする。
  • 本当はもっと借金が減らせたのに、さも大金が取り戻せたように依頼者に事後報告をする。
  • 依頼人が意向を汲まずに自分が主張する債務整理方法を納得いく説明なくごり押しする。

他にはこちらから依頼した件について連絡をしても、数週間も返事が来ないなど、対応が遅いところも挙げられます。

このような弁護士や司法書士に依頼してしまい、仕事に不満や納得のいかないことがあったら、どうすればいいのでしょうか。

タチの悪い法律家に当たった場合の対処法

電話でこっそり報告する女性

弁護士会、司法書士会に相談する、苦情を言う

まずはじめにすることは、当然依頼した法律事務所にしっかり要望を伝え、説明してもらうことですが、それでも対応が誠実でなければ、弁護士会や司法書士会に相談するのが最もベタです。

しかし、早急な契約解除はあまりおすすめしません。

程度にもとりますが、着手金をすでに支払っている場合も多いでしょうし、仕事の進み具合によってはいくらかの報酬金も請求されかねません。それを払ってまた違う弁護士に頼むのは、依頼者側にとって明らかに損だからです。

それならば何とか今の事務所で上手く手続を済ませてもらえれば、その方が良いでしょう。

契約解除をする

債務整理は依頼者と弁護士・司法書士が委任契約を結び、行われます。

この委任契約は依頼者から申し出て解約することができます。

この弁護士には任せられないなと思ったら、契約解除を申し出るのも一つの選択肢です。手続の状況によっていくらかの依頼料は返金してもらえることもあります。

態度の悪さは資質以前の問題

破られた信頼

弁護士の中にはいまだにふんぞり返って偉そうな特権階級ぶった人がいます。

弁護士が増えて競争が激しくなり、徐々には淘汰されてはきているのでしょうが、まだまだサービス精神のない法律事務所はあるようです。

困って依頼しているはずのに、なぜかこちらが気を遣うようなことも・・・。

このような弁護士は、実力次第ですが、我慢して合わせるか、早々に契約を切るかのどちらかです。

弁護士は全員同じではない

弁護士もそれぞれ得意・不得意があり、積んできた実績も十人十色で異なります。とすれば債務整理は債務整理の経験豊かな弁護士に頼むのが必然ですよね。

過払い金をはじめとする債務整理には特に弁護士の質が分かれます。

テレビやラジオなどで大量に広告を打っている法律事務所はネームバリューのある一方で、本当に依頼者のことを考えた仕事をしてくれるのか疑問に残る点もあります。